2020.8.22
山場を終えて
佐藤賢太郎

 午前中、台座に字を掘り終えて、いよいよ午後、作品を室内から野外に出すことにした。台座は難なく野外に出せた。人物はなかなか難しかった。天井に制限があり、仕方なく作品を引きずりながら野外に出した。外は高さに制限がないが、リフトは4メールという高さまで上げる制限がある。どうにか吊上げることに成功した。作品を台座の溝に入れる段階になった。これも石を挟んで調整した。後でセメントを埋めればいい。明日人物と台座を繋ぐピンを入れればいい。それで喜多方市長さんを迎えればいいだけになっている。
 安全のためリフトで吊倒れないように27日までチエーンを巻いたまま、クションは付けたままにしておくことにした。一段落して市役所に無事終えたことを連絡しました。8月27日作品を持ち帰りおろす段階では、私が指揮を執り立ち会うことにしました。なぜなら万一バランスを崩し、作品を壊したら責任をとれないと思うからです。喜多方市役所に作品を置いたらすぐその足でいわき市に行きます。こうしてやることがあり、動けることを有難いと思います。