2010.10.13
阿賀・森林の祭典
佐藤賢太郎

阿賀町役場農林商工課から緑化運動に寄与された団体に表彰をしたいので、受けていただきますかとの連絡を頂きました。

正直申しまして、忙しいけれどコスモ夢舞台が前進するならばと、その一身で喜んで受けさせていただきました。

式典当日、私は会場で簡単な植樹をして終わりかと思いましたら、町長さん、県議会議員、新潟振興局、森林組合、教育長、小学校、役場職員が長靴をはいて勢ぞろいしての式典でした。

来賓ご挨拶の後NPO法人コスモ夢舞台の活動を下記のように紹介していただきました。司会者より「NPO法人コスモ夢舞台様は、平成8年から「人間交流の場」として豊実地区を活動フィールドに、食、アート、教育の体験、農林業や歴史、文化に触れ多方面にわたる活動を行っており、特に平成16年度から、休耕田や荒れ果てた里山を整備し「里山アート展」を開催しています。

刈り取りの終わった田んぼや里山に配置された様々なアート作品は、訪れた方々や地域の方々に、自然とアートが織り成す空間や空気を身近なものとして提供をしています。

里山整備は、会員と地域住民が一体となり毎年、桜やモミジ、アジサイなど植樹すると共に林内の除間伐、下刈りなどを行い地域おこしの核となっています。」との深い理解をされた紹介に感謝いたしました。

続いて表彰がありました。文面は

   貴団体は国土緑化の重要性をよく認識され多年にわたり積極的にこの普及推進に寄与された功績はまことに大きいものがあります 本委員会はこの御努力に深く感謝の意を表します

平成22年10月13日
社団法人にいがた緑の百年物語推進委員会理事長  伊藤文吉

この後山に入り杉の枝打ちを体験しました。

この表彰は2年間にわたり社団法人にいがた緑の百年物語推進委員会から助成を頂いて桃源の小径にアジサイやさくら紅葉を植えました。まさに桃源の小径にしようと夢を描いて、歩んできた結果でありました。いつか川岸に紅葉が見られる光景を想像しています。そして3年目も紅葉を継続して植えます。

少し横道に入りますが、きれいな散策道は誰でも苦なく楽しく歩けますが、そうなるまでは本当に汗を流す力仕事が必要です。その見えないところの大切さを教えてあげるのが教育でないでしょうか。私はそう思います。汗を流しながら考える、楽なことばかりでは本当に脳は目覚めないでしょう。汗を流すことは大地に足を着けることだと思います。それは子供も大人も同じです。私はそうした信念にもとづいて今後もコスモ夢舞台を創っているつもりです。

コスモ夢舞台夢舞台は一面ではありません、人間再生やアートを考え教育、農、景観、過疎を考えて進んでいます。一つでないために解りにくいかもしれません。でもみんなつながっているのだと思います。