2008.03.24
さらに輝いて!
御沓 一敏

ホームページの投稿欄に、常連の方が投稿してくださるのは、勿論、ありがたく、感謝しているが、初めて、あるいは久しぶりの方が登場すると、これまた嬉しくなってつい、「おーっ」という言葉を発してしまう。
   ふくろう会々員の渡辺美紀さんが久方ぶりに投稿してくれた。しかし、書くのが照れくさいのか、意識して外したのか分らないが、肝心なことが抜けていると思ったので、蛇足と思いながらペンを執ってしまった。

ご存知の方も多いと思うが、美紀さんはかつて、天然酵母の手作りパンケーキ店を15年間経営した後、現在、埼玉県上尾市にある「もっきん洞」(http://www.mokkindo.net/cafe/index.html)というカフェ-ギャラリーでチーフとして活躍中である。

前々から、家内と一度行ってみたいという話はしてはいたのだが、なぜか、このカフェ-ギャラリーが4月26日で閉店になると聞いて、慌てて、娘たち一家を引き連れて出かけることになった。
   メルヘン調の建物の中に入ると、シャンソン歌手のオーナーがピアノを弾いていた。壁にはこれまた、オーナーが描いたというかわいらしい絵が飾ってあった。天は二物以上を与える場合もあるらしい。

さて、メニューの方は、「もっきんどーむ」と「ほうれん草カレー」、「ハムチーズサンド」とあり、それぞれを各自が注文した。
   結構、外を食べ歩いている娘たち夫婦が味、量、センスともに誉めていたから本物である。お客さんも大勢入って盛況なのに、なぜ閉店するのだろうという疑問をみんなが抱いたが、雨の中を連れて行った甲斐はあった。

帰り際に、美紀さんより、“ノルウェー大使館にこの天然酵母の手作りパンをお持ちした結果”、投稿欄のような話につながったと聞いたので、付け加えておきたい。

ともあれ、あれだけのセンスと腕前をもう少し、コスモ夢舞台で発揮してもらいたいと思うのは、筆者だけではあるまい。これからが楽しみである。