2006.06.17
コスモ夢舞台滞在記2 
鈴木隆雄

 朝5時起床する。今日も素晴らしい快晴だ。山から降りてくる冷気が肌に活力を与えてくれる。その活力のせいか宿泊している管理室と展示室会館内の掃除を始めた。佐藤賢太郎さんの作品が展示してある個性豊かな作品群、なまずにお早う、猫や犬にお早うをいいながら掃除をはじめた。長続きするか不安なのでルール化しようと考えた。展示室は2日〜3日おきに、管理室やトイレは毎日することと自分自身言い聞かせて。

今日のスケジュールは、コスモ夢舞台の会員で農業を経営している藤野さんと田植の作業だ。古代米の苗と田植機をトラックに積んで新潟市から藤野さんがやって来た。苗の入ったトレイと田植機をトラックから下ろして、いよいよ田植だ。機械が植えてくれるものだと見ていると、人手で植える所もあった。田植の風景は色々なところで見ているがいざ自分で体験するとなると容易ではない。水のはってある泥田に漬かり、機械の遣り残しをホローするのである。手際よくさばいていく藤野さん、ぬかるみに足をとられながらも奮闘している私、絶妙のコンビネーションだと思った。