2010.12.02
東京ブロック11月の例会から
森紘一

 明日から師走という何かと落ち着かない月末30日、浦和の会場には12名が集まった。先週の防災ツーリズムに参加した遠藤さん、大内さん、大塚さん、大野さん、荻原さんが揃い、あとは地元蓮田の成田さん、一年ぶりという藤間さん、常連組の森英夫さん、時崎さん、桐山さん、渡辺さんとにぎやかな顔ぶれの会合となった。

 今年は里山アート展の終了から数えて、作品の撤収と総会の準備(20,21日)、NPOにいがた奥阿賀ネットワークと連携した防災ツーリズム(27,28日)と慌ただしい20日間だったが、コスモ夢舞台にとっては明日につながる充実したイベントの終幕だった。

 森幹事長から声がかかり、作品の撤収と総会準備、新会員との交流会の模様を事務局として報告した。新会員の皆さんが積極的に作業にも加わり、初顔合わせの会議でも率直な意見や感想が出たこと、交流会が夜更けまで盛り上がったことなどを話した。

あわせて佐藤さんから、NPO法人になって新会員が10名ふえ、多彩な個性の集まる集団となったが、コスモ夢舞台のモットーや基本的な考え方は大事にしていきたいという発言のあったことを補足した。

なによりも二日間はあたたかい好天だった。翌日は地元の伊藤豊一さんの案内で、大野さんと大内さんがきのこ狩りに出かけてなかなか戻らなかったこと、さらに豊実周辺の絶景を求めて、再び豊一さんの誘導で佐藤さん、マキ子さんと一緒に紅葉も終わりに近い山道を(クルマ6台10人)ドライブできたことなどが楽しい思い出となった。

 大塚さんからは、防災ツーリズムへの参加体験がレポートされた。石釜のピザや餅つき、笹だんご作り、きのこバーベキュウなど楽しいアトラクションや体験談でしばし皆さんを魅了した。心の絆づくりを標榜するNPOにいがた奥阿賀ネットワークの皆さんが、首都圏からの参加者をいかにもてなしてくださったかが伝わる熱弁だった。

 余談ながら、実は全くの別件(駅舎よりもトイレが立派な豊実駅という投書にもとづく取材)で27日の当日、東京のテレビ朝日の「ナニコレ珍百景」のスタッフが駅前でカメラを回していた。大塚さんの機転と説得などで、スタッフはやがて滔々亭の石釜で焼くピザにカメラを向けることになったのだが、果たしてどうなっただろうか。

大塚さんから、そんな愉快な珍風景の報告もあった。ひょっとすると、豊実のコスモ夢舞台が全国に放送される日も、それほど遠い日ではないかもしれない。

 最後に、12月の例会は佐藤さんの上京に合わせて16日(木)に実施が伝えられた。
その折には、この夏、久しぶりに豊実で佐藤さんと旧交を温めたという藤間さん、あるいは蓮田駅の西口に佐藤さんの作品設置をと努力を続ける成田さんはじめ、集まった全員がそれぞれの一年を振り返り、これからのコスモ夢舞台におもいを馳せて大いに語り合いたいものである。