2010.03.08
再びギリシャへ6
佐藤賢太郎

このたびの「佐藤賢太郎と行くギリシャツアー」は2度とない旅行になるでしょう。人生に同じことはない、その時にしか味わえないものになると思います。気軽に話に乗ってみる、するとそれが現実化して、しかも進化してゆく、それはコスモ夢舞台の進化と同じです。

ところで、ギリシャは今、財政破綻に近いなどと報道されています。パルテノン神殿を誇る文明の地が、今そうなっています。栄枯盛衰は歴史の常ですが、大切なものを忘れて、アメリカも中国も日本も、いつかその道を進んで行くのでないかとも思います。4年前、私が滞在したころはそんなことはありませんでした。    

さて、私たちのために歓迎イベントを開いてくださるという。本当だろうかとも思いますが、行って見なければ分かりません。今回は観光旅行というより親善訪問になりそうです。

万一、歓迎会を開いていただけるとしたら、私たちは何をしたらよいでしょう。第一に心すべきは、状況によって対応しなければなりませんので、予定は未定の心構えが必要です。

私は、日本の古きよきこころと現在の日本の二つを伝えるつもりです。鈴木隆雄さんの尺八、塚原啓一さんのたて笛披露、森英夫さんの?それに全員で日本の「桜」を歌いたいと思います。これは、それぞれ自宅で練習しておいてください。どこかで即興合唱練習しましょう。

もちろん、コスモ夢舞台の活動も報告いたします。コスモ夢舞台の冊子も持参いたします。現地では、日本人イコール佐藤賢太郎と思われているかもしれませんが、全員が親善大使です。それはお土産でもそうですが、ともかく各自考えてください。何をどう伝えるかは、個人個人にお任せします。ギリシャの人びとにどんな親善をつくり次に繋げられるでしょか。これはあくまでもこちらの考えです、相手の受け入れがなければ実現できません。

そして帰りましたら、参加者の皆さん全員に紀行文を書いていただきホームページに連載したいと思います。2006年に参りましたときは、まさかこのようなことになるとは想像していませんでした。

きっと多くの方々に、ご覧いただけることになるだろうと思います。