2009.12.

2019.4.13
学ぶことは楽しい
佐藤賢太郎

 今日学んだことですが、「真剣と深刻」は違うとテニスの松岡修造さんは言った。
 その意味を解説すると。自分はもうダメだと深刻に悩み始める。すると無気力になり、人は努力をすることをやめ、ずるずる下り坂を転がり落ちる。そうなる前に気持ちをプラスに切りかえて、苦境から脱出する。抜け出すことを真剣に考えるべきだと。
 私の周りには深刻なことが一杯ある。コスモ夢舞台会員のこと、ビザの変更問題、祠建立、その他多くあります。それをプラス思考に切りかえている。私は楽しいこと、面白いと考えることにしている。

 法隆寺の宮大工の西岡さんは、人に聞いてもすぐ忘れるから、「自分で考えなさい」という。西岡さんは木と対話しながら仕事をしなさいと言ったが、私は狐の嫁入り屋敷の「祠」つくりでは、私の仕事場にある石と対話して作った。依頼主は予算がないので、安くして、しかし、いい祠を作ってくださいと言う。普通では言えない。しかも祠だけでなく雪椿をどこかに入れてほしいと言う。私はなぜ雪椿なのか後でわかった。雪椿のところに、協力者の名前を入れる。この作成に石も技術もアイデアも絶対必要です。依頼主はわからないだろうが、石材は3種類使った。ボルトも使った。「令和」の意味を取り入れて文章も石に緑で彫った。パクリというけれど、そんなことはない。祠は相当な値段になる。このように考えることが大事である。
 面白い、マネでない独自の創作です。私が頻繁に書いている文章も同じです。こうしたアイデアは里山アート展の長年の作品アイデアにある。祠は私の自信作でもある。