2009.12.

2013.06.27
大学生との打ち合わせ
佐藤賢太郎

6月23日、この日3件目の大切な人との出会いが待っていた。池田美術館で藤巻先生に原稿依頼をして夕刻一路新潟に向かった。新潟大学の学生が講演会の打ち合わせをすることになっていて、私も顔を出すことにしていました。南魚沼市を出発するのが遅くになり、午後7時30大学に到着。大学生の打ち合わせは終わっていました。そこで、スタッフの皆様と食事でも共にして今日の話を聞こうと誘いました。

 時間が遅れましたが、どうしても皆さんに会っておきたかった。なぜなら、直接話をすることにより信頼関係が深まるからです。 

この講演会で一番大事なことは、なぜ自分がスッタフになって動くのか、その自己重要性を認識することではないかと早速話しました。 

これに対して学生は、話し合った中で自分たちの考えをパソコンを通じて自分の考えを伝えることにしましたと言っています。私は自分の心情や考えを是非書いてほしいと賛成しました。

そして私は「この講演会は若者と年配者を繋ぐ架け橋であり、私のために役立つことにもなりますが、あなたたちの勉強になる機会であります」と次のように言いました。

「チラシをもってこの講演に来てください、とお誘いするでしょうが、私はノーベル賞やオリンピックで金メダルを取ったという有名人でありません。あなたたちの情熱によって、興味を持つかどうか判断すると思います。つまり、あなた方の価値を評価されることにもなります。」と言った。更に「いろいろな方と出会うチャンスができます。例えばチラシがあることで、学長にお会いする機会もできるのではないですか?」「そういえば、学長はいったいどこにいるのでしょうね」と笑いが出ました。「また、自分の尊敬している教授がいたら、このチラシをもってお誘いしてみてはどうですか? 就職が決まった会社にチラシをもっていったらどうですか? 心配ですか。リスクがありますか?」私は言い続けました。「そんな会社なら辞めたほうがいい。大学の成績単位にも関係ないことで、人のためになろうと立ち上がる学生の熱心さが解らないような会社なら、それは将来を賭ける価値がない会社ですね。」と明快に言いました。

 ともかくこの皆さんとの話しをしたことで、学生が明るく元気になっていただいたこと、もう一歩前進し、遅くなったが来てよかったと思いました。自宅に着いたのは午後10時30分。いつもなら寝ている時間でした。今日は良く動けて、よく人と話した一日で感動であった。健康を頂いたことに感謝です。ともかく講演会開催までこのような積み上げをしてゆこうと思います。それは、純粋な若者に対して期待する私の信念であります。