2009.12.

2015.06.30
自分らしい将来を見つけるために1
佐藤賢太郎

なぜ講演依頼を受けるのか

7月1日(水)、阿賀町にある県立阿賀黎明高等学校から「自分らしい将来を見つけるために」というタイトルで講演依頼がありました。

願ってもない講演依頼であります。なぜなら、それは過疎化が毎年加速する阿賀町にあって、高校を卒業し、大学に進学すると、ほとんどの若者は郷里に帰らない現状にあります。一番の理由は、仕事がないからという答えのようです。仕事ばかりか、「ここでは人生に夢を描けない」と思うのでしょうか。

私は、ここが素晴らしいところだと、心より感じています。一度、故郷を離れても、戻ってくる価値があると高校生に伝えたいと思います。そして自分らしい将来を見つけるために、何をどうすればよいか、私の経験を通して伝えたいと思うのです。

 工夫する講演会

私は新潟市や浦和市で講演会を開かせていただいています。そのたびに、次回はどのようにすべきか、毎回考えるようになりました。 

同じところで続けるには、相手にまた同じと思わせないことが必要です。今回は、積極的に質問する、あるいは関心のありそうな生徒にプレゼントしようと思いつきました。もちろん、そのプレゼントは講演内容に関係したものばかりです。果たして、どのような反応があるでしょうか。

解りましたと受けるのはよいですが、私はぎりぎりまで見直しますので、どの講演会もかなり時間がかかります。