2013.12.5
「来たバスに乗れ」講演会2
佐藤賢太郎
 

学生たちは埼玉での講演会スケジュールを参考にして、新潟でも講演会後懇親会を開きたいとの希望がありました。私はその趣旨を聞いて、食事をしながら懇親会をすることに同意しました。その食事は反省会の会議室を使うことにしましたが、問題は参加者の数が分からないということでした。初めは簡単に思っておりましたが、おにぎりは神田春江さんに頼み、和彩館で家内が玄米菜食料理を作ってお出しすることになり、結局前日から人を頼んで面倒をかけることになってしまいました。 

前日集計では100名となっており、70名くらいと少なく見積もろうと思っていました。ところが、懇親会お知らせを司会者がしたところ、すでに定員一杯で受け付けられないというで、驚いてしまいました。家内が玄米菜食の基本を話したこともあり、食事は驚くほど人気があり、すべて完売です。あとで岡部さんは食べられなかったと言っていました。皆さんとゆっくり話をしようと思いましたが、人数が多くてスッタフを共にしながら簡単なあいさつ回りで終わってしまいました。 

驚いたのはその後の反省会にスッタフではない学生が「自分たちの勉強になるので参加してもよいでしょうか」と大勢出席しました。普通反省会など残りたくないと思うでしょうが、彼ら若者が残って反省会に参加したのです。これはすごいことです。この学生がかかわった、この講演会にそれだけ関心があったということでしょう。全員からの意見を聞きくことにしましたが、中には、スッタフになれなかったことが残念だったとの言葉も出ました。そして私が講演で「より善く生きる」と言った意味を聞き直し、ある若者は「より善く生きるとはどういうことですか?」と私に質問されました。反省会でこんな質問をすることに感心致しました。参加してくださった学生の中には、大阪から駆けつけてくれ方もあり、深く御礼申し上げます。 

その席では、埼玉、東京、横浜から出席の大塚秀夫さん、森英夫さん、桐山士郎さん、森紘一さん、古田浅吉さん、それに地元山口啓治さんたちの仲間にも、それぞれお話しいただきました。更にEU・ジャパンフェスト日本員会事務局から長谷川さんが参加してくださいました。

これも参加者にはとっても良かったと思います。そして90歳になる母の挨拶もありまして、最後は家内の締めのような挨拶もありました。こうしたことで、今まで経験したことのない有意義な反省会となりましたことに心より嬉しく思いました。