2022.6.17
弟子
佐藤賢太郎

 ついにやった! こんなことがあるのか。私の人生が若返って行く。私に弟子ができた。弟子のオーストラリアに彫刻を設置します。

弟子になるのは何と20歳になる孫のような女性です。私は記念に「来たバスに乗れ」のTシャツをあげました。これは「運命的な出会い」と彼女は言います。私は日本語と英語で誓約書を書いてもらいました。

彼女は普通では在りません。私も普通ではありません。そういう二人が出会いました。そういう人しか弟子にならないと思います。美術大卒の人はなりません。彼女は成績優秀であったらしい。力仕事はすつるし、田んぼにも入る。縄文竪穴住居の手伝いもする、少し位汚れても気にならない。そのうえアートの高校を卒業しているのでセンスがある。若いから何でもできます。そして彼女は私から学びたいといいます。英語もでき日本語もできます。もちろんパソコンは得意です。こんなに揃った人はいません。私はこの20歳の子に影響を与え、受けるでしょう。これからが教育ですが。