2019.07.17
中国の子供達

佐藤賢太郎

今度は中国の子供たちを相手に話しをすることになった。中国の大人たちとは友好的であったが、子供たちはどうだろうか。面会手始めに「何か質問ありますか?」と聞くと返答がない。恥ずかしいのかな?

「わたしのところには外国人が来るが、どうしてだろう?」と質問をした。すると「有名だから、自然が美しいから」という。「私は有名でありません、自然はどこが美しいですか?」というと「わからない」と言います。

テーブルの上に飲み物としてコーラーをもってきた子供がいました。それを見て私は、「人が話しているとき、コーラーなんか飲む子に、私はきつく注意します。又、食べているとき携帯電話する人にやめなさい、そんな人は家に帰りなさい」と言います。つまりやさしくないのです。「分かりますか?」というと、「分かる」と返答が帰って来ました。 

その場には、英語の話せるワーキングホリデーのお兄さんがいました。優秀な大学生かもしれないが、私は妥協しませんというシグナルです。マナーが悪い人は帰ってもらいます。価値がない人間と思っています。子供たちに「それでも、こんなところに外国人がやってきます」と言いました。

中国は孟子の生まれた国と、私たちは学びました。今、中国では大事にしていますかと質問しました。「いいえ」と同伴の大人は言います。子供たちに私の印象を聞きますと、「面白い」と答えました。「私とあなたたちは友達です」。するとあちこちに笑顔が見えました。

その後、滔滔停に案内し、無農薬田圃の草取りを見せました。