2014.04.18
今が仕合わせ
佐藤賢太郎

私はお金持ちでもなく、立派ない家に住んでいるわけでもなく、特に社会的名声があるわけでもなく、でも私は今が仕合わせです。

若いころのように万全な健康であることではないけれども、ガンになり治したこと、そして今日一日健康であることの感謝をかみしめています。

過疎に住みながら少々の土地はあります。そのなかでアート制作、農業、講演ができる、ものを生かすこと、若い世代に価値を伝えることができる、それは教育かもしれません。そして人と人を繋げ結びつけることができる。3度の食事がおいしいこと。社会的貢献がしたいこと思うこと。これ以上何が必要でしょうか。だから私は仕合わせと思います。65歳にして手にした幸せです。

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昨日韓国からWWOOFerさんから日本人は韓国を嫌い、受け入れてくれないことにとても悲しいでいるとウーフジャパンからメールを頂きました。

私は国際交流にもなり、喜んで受け入れますと返信しました。するとこんな返答がまたくださいました。

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『政治家たちはドラム缶の中に入って、自由な行動もできないなかで口戦をしている。私たち、市民はドラム缶を捨てて自由に表現できる存在である」と。 お互い、一人の市民として助け合いましょう。


政治家は内政に問題を抱えた時にナショナリズムを煽って国民の目を内政から外交に向けさせようとしますが、そのような卑怯な作戦に乗せられてはいけません。世界を見渡せばナショナリズムは必ず紛争を引き起こしています。
良い人、悪い人、国際的な人、偏った人、それはどこの国にもいて
どこでも一緒だと思うのです
大事なのは国を超えて個人で繋がっていくこと
イメージ操作に振り回されず、自分の目で確かめていくこと。
私は、ホストの一員として、あなたに謝罪いたします。
私たちが、心から、通じ合える日が来るように、これからも日々、暮らしてまいります。
今やWWOOFは国というイデオロギーを越え、日本であっても韓国であっても他のどこの国であっても、WWOOFer はWWOOFer であり、全ての人が同じように機会を交換しあえる場所なはず、国によって習慣などの違いがあり、うまくいくことばかりではありませんが、お互いの違いを認め合うことが大事だと痛感しています。
同じ日本人同士でも、夫婦でも意見が会わないことの方が多いのですから。
いま、日本の一部マスコミなどで、韓国を嫌う発言が多く見れることは事実です。その内容に私は全く同意できず、「嫌韓国」の雰囲気だけが広がっていくことに、本当に心配になっていたところです。そこに、今回のようなことがおきて、幅広く世界からの人を受け入れ、交流していこうという趣旨のウーフから、ほど遠い対応にびっくりしましたし、そういう対応を受けた韓国の方に、申し訳ない気持ちでいっぱいです。
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私[佐藤賢太郎]が好奇心をもってWWOOFに登録したことによってこんなことが起きました。

世界中が経済的利権を競い争うときに、私たちはどのような貢献ができるのでしょうか。