2018.02.16
二度目の雪下ろし
佐藤賢太郎 

豊実では一冬に一度、雪下ろしをしたら、これで終わりにしています。ところが今年は、ふくろう会館&アートギャラリーの屋根の雪下ろしを二度しました。 

ふくろう会館&アートギャラリーは二階建てです。二階建ての屋根は高く、屋根から落ちたら死ぬか怪我をするでしょう。二階建ての雪下ろしは、危険なので業者に依頼するのが普通です。コスモ夢舞台には‘ゆとり’がなく、雪下ろしは私一人でしております。かつてガンを宣告された時も、雪下ろしは私一人でやりました。ふくろう会館&アートギャラリーへ、長い二連梯子を運んで、また持ち帰る、これだけでも大変なことです。今は、木で作ったハシゴを備え付けにしています。これも里山アート展の作品の残りの材料を利用して作りました。これもアートと生活です。防腐剤を塗っているのですが、危険なので、そろそろアルミ製のハシゴに変えなくてはと思い始めています。

 昨年は、一度も雪下ろしは無しで済みましたが、今年は二度目です。ダンプという除雪用の道具、スコップの4倍位除雪できるアルミ製のスコップを使いました。そのため、かなり汗が出ます。

 思い出しました。まるで大学時代のラグビーのダッシュの練習をしているようでした。途中、休み休み除雪をしましたが、気持ちがいい。大学時代にラグビーで体を鍛えていたことが、とっても役に立っています。9月17日に私は70歳になりますが、こんなにハードな労働ができる体力があることに感謝です。

遠慮せず申しますと、これも才能の一つと思います。しかし来年は、この体力が維持できるかどうかの保証はありません。先を見据えることも大切です。コスモ夢舞台の活動も、このようにして進めています。会員の方に理解していただきたいと思います。春になったら屋根の淵だけでもトタンを貼り、雪おろしをもっと楽にしようと思います。なぜならば、他所から頼まれる除雪もあるし、古田浅吉さんの住んでいる家も、借家の除雪も責任があります。

ことにあたり、責任をもつとはこういうことなのです。