2012.11.25
横須賀からの研修
佐藤賢太郎

 11月19日(月)、横須賀市長井地区から阿賀町に研修団が来られました。町おこしの目的で、体験学習の先進地域として阿賀町にお出でになり、77歳のリーダー原さんと4名の方が和彩館に投宿されました。

横須賀の長井地区も過疎高齢化が進み、町おこしをしなければと企画されたようです。

 到着するなりお風呂に案内しました。ロウソクを灯す風呂に入っていただくと、まずそのことにカルチャーショックを受けたと言っていました。

そして、夜の懇親会はお互い初めて会うのに、なんだか以前からの知り合いのようですとすっかり打ち溶けていました。中でも人見知りする職人さんがバスに乗らず、公民館から私の車で和彩館にお出でになり、会長の原さんはそのことにとても驚いていました。  

どうしてなのかと聞きますと、私をなんだか気を使わないでいい人のようだと感じたからだと言うのです。

中には感動しました涙が出ますと本当に涙を出される74歳の方もいました。

 原さんは私に、「どうもお金儲けが下手な方のようですが、お金がないのによくギリシャに行けますね」と言います。「夢があれば行けます。出してくださる方もいます」と私がいうとまた驚かれたようです。

 そして会長さんから、こんなメールが届きました。

『アイディアのあるご馳走を楽しくいただきまして、ありがとうございました。今後、私たちの「街おこし」に大いに参考にさせていただきます。今回の研修では、「夫婦」のあり方も勉強させていただき、非常に有意義な研修であったと、感謝申し上げます。』

   コスモ夢舞台の仲間で作った和彩館が、こうして新たな人とひとの出会いを作っています。ともかく、この過疎地豊実の和彩館に毎日いろいろな方がお出でになり、話題が一杯です。原稿を書くのも大変で、嬉しい悲鳴を上げています。