2007.09.10
後半の初仕事

コスモ夢舞台の前半、後半などと言っているのは、あくまで私だけの話であるが、建設作業も皆さんのご協力で殆ど終わったと聞いているし、仕事も大してないかも知れないと思っていた。

ところが、こちらに来てみて驚いた。田んぼのまわりをはじめあちこちの雑草がすごい。何だか休んでいたのが申し訳ないような気持ちになってきた。
早速、草刈機で作業を始める。第1回目の里山アート展開催前の草刈を思い起こさせるほどの状態の場所もある。
日陰に入れば、秋を感じるが、日中の陽射しはまだまだ強い。草刈仕事もしばらくは、朝夕の時間帯の方がよさそうである。

ということで、佐藤さんから、別の仕事があると声が掛った。
現在、山の湧き水を石夢工房や池、桃源の湯で利用している。さらに予備のために太目のパイプをもう1本引き込んだのだが、途中の繋ぎ目の部分で水漏れがして困っているという。
と言われても、こちらは全くのど素人、何人もの人が来て挑戦してきたが駄目だったという話を聞いたらなおさら、多分無理だなと思ってしまう。
2人で1回、2回とあらん限りの力で締め付けたつもりだが、水は容赦なく、漏ってしまう。

3度目は少しやり方を考えてみることにした。
プラスチックとゴムのパッキングが両側にそれぞれ1個ずつ入っているのだが、プラスチックが1枚落ちていることとゴムがねじれているのが分った。となると最初は大きな締め付け用の器具を使わなくても、手である程度締まる筈であるということに気付いた。
ジョイント部分をきれいな水でよく洗い、3回目に挑戦した。思ったとおり手である程度締め付けることができた。後は器具を使ってきっちりと締め付けて終わり。
水を通してみたところ1滴も漏っていない。2人で万歳!

今後のために、
教訓その1:考案者は製品化するに当たって、苦労を重ねた結果の自
               信作を出しているはずである。当たり前のことだマニュアルに
               添って素直にやってみること。

教訓その2:整理・整頓・掃除はいかなるときにも大切。
教訓その3:力はなくても意見は言える(輝く場、チャンスは必ずある)
教訓その4:最後まで諦めない。
                                                                                                        (御沓一敏)