2008.05.13
焼杉板のメニュー

和彩館のメニューを屋外で案内する表示についてはなかなか上手い考えが浮かばなかった。パソコンで印刷したものをコンパネの板に貼っていたが、しばらくすると変色して色褪せてしまう。ホワイトボードの文字は雨に濡れると結構固まって意外に持ちは良いのだが、何となく高級感が出せない。

佐藤さんの作品の一部に使われている船板を焼いたものを思い出して、やり方の手ほどきを受けた。大きなガスバーナで焼くという本格的なもので、少し緊張する。焼き過ぎかなとおもううくらいの焦げ目がついた方が良いといった加減は、枚数を重ねる毎に身についてくる。その部分をカネのブラシで擦り落としてでき上がり。

   でこぼこがあって、文字が書きにくいという点はあるが、まあまあの仕上がりである。筆者自身、良い体験となった。

   佐藤さんも気に入ってくれた。マキ子さんからは「余り高級感を出して、煽らないで!」という声がかかる。
   雨の日の体験学習に板を焼く作業を取り入れようということになった。そのうち、コスモ夢舞台の施設の案内板もこちらに生まれ変わるときが来るだろう。まさに一挙両得ということになる。(御沓一敏)