2016.09.21
思いかけず、「里山アート展」に初参加
佐藤賢太郎

ここに紹介する方は、思いがけず参加された方ばかりです。

1.初めて里山アート展に参加することになった田井さんは、ウーフで来られた方で、思いもよらない運びであります。造形は私が考え、豊実に来た作業体験として、色塗りを彼女が考えました。合作と言えるかもしれません。きっと彼女は、アート作品などというものは作ったことがなかったと思います。

2.パンつくりが専門の渡辺さんは、何度も里山アート展に参加してみようと思いながら、ためらっていました。今回必要あって、田んぼに塩ビ管を配置しました。それをアートにする。これも私が造形を考えました。ここに彼女はどのような色を塗るか、渡辺さんの出番です。今から楽しみです。一度動いてみれば、楽しみが解ると思います。やりますかと私が言うと「やります」と言いました。これも合作になりそうです。 

3.私の弟は床屋をしています。今は息子の時代になりましたが、看板である、大きな鉄のハサミをアートにします。これは音が出るのが楽しみです。しかし、このハサミがどのような色になるか、そこを塗るのが若手会員の飯野さんです。これも合作です。 

4・私は駐車場をために、ドラム缶を2つ連結して作品に吉田さんの作品を掘り出しました。それを田んぼの中に縦にして立てました。ドラム缶は黒く焦げているところや錆びて赤色の模様跡が残っていました。参加するという返事でありました。素晴らしい返答に感謝しています。長谷川マリコさんに色塗りをしていただくことにしました。と言ってもどのように色を塗るか、これも簡単ではありません。私は焼けた自然の模様を辿り、境を作りクロを塗りました。ここから先はマリ子さんが塗ることになります。きっとそばらしい作品になると思います。こうして初参加していただくのであります。 

5.私は以前から、田圃に発電をするアート作品の出現を希望していました。そこで私は、自転車を使って発電しようと思いました。 

ところが前タイヤではどうしても難しく、後タイヤで発電し、その動力は水力で動かすプロペラを作ること、自転車のペダルにプロペラをつけることにしました。ところが、水力を受ける羽根をペダルに付けることが私にはできません。そこで、溶接の専門家・斉藤春夫さんに頼みました。容易でありませんが引き受けてくれました。 

そして、斉藤さんが初出品することになりました。発電するかどうかわかりませんが、発電だけではアートになりません。それを作品にするのが私の役割です。これも合作の一つです。

  これ以外にもたくさんの作品が揃います。みんなでアートを楽しんでゆく初参加です。どこの世
  界のも独創的な力はとても必要とされています。人生を楽しんでゆきたいものですね。   

だから、私は出来ないとか、難しい、今年はパスと言うのではなく、参加してみて、創造することの楽しさを実感していただきたいと思います