2014.10.27
里山アート展を終えて、一区切り
佐藤賢太郎 

10月25日、若手ダンサーたちのパフォーマンスで里山アート展が終わった。里山アート展は準備作業が9割くらいだが、フィナーレのイベントと作品の撤去作業で締めくくりとなった。

多くの方々の協力があって、第11回里山アート展を無事終えることができました。 

渡部さん、ナガッチョさんたちが仲間をよんで、フィナーレを飾るパフォーマンスをしてくださったが、それはすばらしい新鮮なものであった。すべて即興による合奏と踊りと語りで、フランス・モントロンの光景が思い出された。これは、海外でも十分活躍できると思うほどであった。ただ、見てくださる方が少ないのが、もったいないと思った。

里山アート展があることで、若者たちとこうして接点を持てたことは成果の一つである。そして、里山アート展を継続していくことの大切さを痛感した。しかし、その継続は簡単ではない。いろいろな方の協力と理解、そして調整を図らなければならないからである。 

ともかく、来年からはフィナーレのイベントは行わないことにした。なぜなら、時間的な問題や人の出入り、賄の煩雑さを考えると限界である。里山アート展の会場つくりには、古山さんの協力、助成金では、森紘一さんの予算書つくり、収支決算とお骨折りを頂いていることを付け加えて報告します。このようにハードとソフトに両面あっての里山アート展です。

撤去が終わった後、いろいろなお客さんが見えました。博進堂の清水社長は社会的影響力のある方をお連れになった。彼らはコスモ夢舞台を見てただ驚くばかりであった。感動していただきました。その中の一人が『「里山資本主義」とどこが違うかと言うと、ここにはアートがある』と言っておりました。その意味でも、里山アート展の継続は必要であると感じました。 

話は戻りますが、桃源の湯の配管に苦労しましたが古山さんの協力でようやく終わり、とても便利になった。また、恒例の小学生の里山アート展鑑賞会で、彼らの素直な感想を聞いて、間違いなく成功であったと確信した。小学生児童は、自分たちの作品「地上絵」とドーム内の「絵画」に関心があったようです。

こうして、本当に忙しい一年を里山アート展で終わった。まだ講演会が残っているが、こちらは楽しみながらやることにしたい。