2009.10.22
里山アート展見学風景5
佐藤賢太郎

10月22日、朝日新聞新潟総局より美人記者、野村さんが里山アート展の取材にお出でになりました。本人の希望により里山アート展の会場まで歩きながら案内をしました。            

長谷川さんの「線の記憶」から写真撮影。以前ここは、こんな風景ではありませんでした。川を見えるように整備して作品を展示できるようにしました。里山アート展の開催によって、この周辺の景観がきれいになってきたことを説明し、このアート展の意義などを話しながら会場に参りました。

作品、一点一点に私が入りながら、熱心に撮影されました。通り過ぎてしまうようなこの地もアートを置くことで、自然を立ち止まって見つめようというところになりました。ふるさとの原風景をかもし出すところとして、ビオトープつくりもしています。過疎の地域にアートを取り入れることで、人が集まるところとなったのです。   

大塚さんは素人ですがアートを創ることの喜びを知った人です。題名は「地球と太陽」ということですが、わざわざこの作品創りに奥さんと倅さんを連れて今年はやってまいりました。その熱心さは素晴らしいものです。倅さんには私はビシビシと遠慮なく「返事が小さいもっと大きい声を出してはいと言え」と言っていました。これも大塚さんとの信頼関係があればこそと思います。
   裸婦「ふきのとう」は漆山さんの作品で、春になるその感じを表しましたと言いました。人柄も表れているようであります。

また小学生が参加してのアート展は、将来彼らにアートを近いものに感じてもらう機会にもなっている、そんな説明を私はしました。

気がつくと彼女は、革靴を履いて田んぼに入っての撮影でした。

この日はテレビニュー福島の取材もあり、そちらは家内が担当して食事を中心に収録していました。放映は11月2日午前9時55分ということです。福島県のテレビ局は始めてのことです。    

和彩館の撮影後、桃源の湯も撮影したいというので、記者を石夢工房に案内をしました。

 結局記者さんは、戻ってから4時頃の昼食となってしまいました。家内はテレビ取材用に食事を用意していました。笹舟寿司をメインにプチプチぜんざいその他の田舎料理ですが、彼女はとても喜んで食べてくださいました。

里山アート展の取材ということでしたが範囲が広く、アートが一部になってしまったように感じられたのではないでしょうか。ともかく彼女はいろいろなところを関心深く見てくださいました。朝日新聞の取材はじめてでしたが、どんな掲載になるか楽しみにしております。