2011.10.26
自然の中でリフレッシュしよう7
佐藤賢太郎

東北関東大震災ボランティア活動基金の助成をいただき、コスモ夢舞台は被災者の受け入れ支援をこの秋も実施しております。

夏においでになった方もいらっしゃいますが初めての方がほとんどです。原発の中心大熊町、富岡町からも親子がお出でになりました。生まれ故郷は住めないというのが現状です。

美術館を見たいというのでご案内いたしました。こちらの様子は、コスモ夢舞台のホームページで“自然の中でリフレッシュしよう”をご覧になっているようでした。

その中で今の心境、県の対応などを語りあいました。その方は「恩恵を受けてきたことを思えば、何もしてくれない、もっと支援してくれというのはいかがかと思う」とおっしゃいました。そこで私は「避難された直後、避難先でおにぎりを捨てていたという話も聞きました」といいますと、その方は「経済的に豊かな生活をしている方のなかにはそんな方もいます。しかし、すべてでありません。人それぞれの生き方による考えの違いが出たのでしょう」と言いました。

再度お出でいただくことになっていますが、この点はコスモ夢舞台のメンバーと一緒にフォーラムを開いて、じっくり話し合ってみたいと思います。