2015.04.12
玄米菜食和彩館弁当
佐藤賢太郎

 昨年、未来の青年たちに玄米菜食弁当(57食分)を作っていただけないかと問い合わせがあった。知り合いの方が、玄米弁当を彼らに食べさせたいという電話をしてきたのです。もちろん作り手の家内が受けるかどうかによって決まるのであった。家内は受けることにした。価格は何と500円でお願いされました。そのために、3日前に段取り打ち合わせ、先日お手伝いを2人頼み、家内を含めて3人で作りました。当日弁当詰め。弁当を頼んだ方も当日手伝うことになり、私も少し手伝いました。こんなことでは商売にならないのは分かっているのですが、それでも家内がやりますというのです。損得勘定抜きの弁当づくりです。

弁当の内容について少し述べます。

弁当は⑴無農薬玄米。⑵ポテトサラダは、もちろんマヨネーズを使わない。⑶人参の胡麻和え。⑷きんぴらごぼう(味付けは梅干しオリーブオイルで炒める。梅干しは自家製)⑸生野菜サラダ。⑹ブロッコリー。⑺高野豆腐そぼろ2色(擦って味付け、クチナシで黄色の色を付ける、醤油味)。⑻麩のフライ(調味料は全て自家製)。⑼紫大根の酢のもの(柿酢によって赤くなります)。

見た目にはとても地味でありますが、ものすごい手の込んだ弁当です。言うまでもなく、コンビニの弁当とは比べ物にならない健康食品です。もちろん味もいいです。

 私はこういうものを食べて暮らしています。だからこそ健康です。創造力が湧いてまいります。贅沢な食事をさせて頂いているかと感謝します。食は命であり、見た目が良ければよい、美味しいと思えば何でもいいものでありません。都会に住んでいたら、なかなか食べられないものばかりです。そう思うと田舎暮らしはいいものです。もちろん、作ってくれる人がいなければ叶わない話です。

コスモ夢舞台会員の皆さんがこちらにおいでの時も、このような食事を召し上がっていただいております。