2015.11.23
自給自足を考える
佐藤賢太郎 

日本の現在の食料のほとんどが外国から輸入され、私たちの口に入っている。以前にもふれましたが、大豆、小麦はほとんど輸入されています。バナナに至ってはカチカチの青物です。食品添加物がどっさりかけてあるので腐らないと聞くと驚きます。 

納豆は発酵食品で体に良いと思って食べていました。ところが、この大豆が問題であることを知りました。知らないで食していることばかりです。そこで、大豆を会員の山之内さんに作っていただくことにしました。コメは言うまでもなく無農薬玄米、野菜は自分で作る無農薬野菜、味噌は添加物なしで作ります。

今年の10月には800本の玉ねぎを植えました。また、春に畑でとれた人参は美味しい。落花生(ピーナツ)はほんの少しですができました。草取りが大変で泣きました。柿酢を作り、柿も食べます。もちろん無農薬のコメを作ります。蕎麦は、坂下の蕎麦粉で十割蕎麦。お茶は、ドクダミ茶、野草茶です。コスモ夢舞台イベントで、皆さんは食べています。関東では食べられないものばかりです。ものすごく贅沢をしています。

今度は、納豆つくりに挑戦です。できるかどうか分かりません、作るのは簡単ではありません。藁は無農薬で作った稲藁、それをたたいて豆を入れるツトを作り、豆を入れて煮汁をかけ、カマスに入れて寝かします。昔はどこの家でも作っていたようです。ところが今では、どの家庭でも100%近く辞めてしましました。 

味噌つくり、納豆つくりにはガス代がかかり、手間費がかかり、買ったほうが安いのです。すべて経済的に手間を安くするためにそうしています。私たちは廃材の薪を使い、ストーブを使っています。もちろん豆を煮るのも薪です。水は自然の天然水です。人件費を含め、ガスや水道を使ったらとても高くなり、やっぱり買うしかなくなります。それを好奇心が強い私がいるから、豊実で体験できます。 

毎日このような無添加の食でなくとも、添加物なしを意識することはとても大切です。私もそうでしたが無知はいけません。なぜなら命がかかっているからです。

皆さんも自然な野菜、穀物、おいしくて、安全な食について話し合ってみませんか。医療が進歩しても、どうしてこうも現代人は病気、ノイローゼ,ガンになるのでしょうか。ストレスばかりでなく、食が大きいと思います。私たちは普通に食事していると思っています。ところが人間にとっては危ないものばかりです。こう言いますと異なる意見もあるでしょうが、私は健康で行動力のある体験から書いています。