2008.07.03
コスモ夢舞台塾7日目
佐藤賢太郎

これだけ長く体験学習を受け容れたことはなかった。釣りも川遊びもない1週間であった。今日はいつものように6時に集合、万物の尊重を少し読書。終えてから田圃の水み(水管理視察)に同行させる。米ができるにはこうして毎日田圃の水をみること、そして田圃に生えている草を少しとった。塾生は田圃に足をとられ慌てていた。

さて今日は重労働?がない代わり宝探しに行くことを告げた。宝探しとは、いつかわからないが祖先が作った田圃を探すことである。我が家だけでなくよその田圃もある、しかし今では誰も解からないくらい原野になっている。私はそこに連れて行った。我が家の田圃を確認する為である。誰も歩くことのない藪のようなところを人間が歩かない代わりどうも熊の歩いた様子があった。熊だねと言うと塾生「帰りましょう、今なら間に合います」という。「ではあなたは帰ってもいいよ、私は前に行くからね」と言った。「いえ行きます」と付いてくることになった。沢に沿って熊?も歩いていたようである。塾生{熊が出たらどうするのですか}と言う。戦うだけである、そのため鉈を持っている。鉈は藪を掻き分けるためにも必要である。私は「エイエイと気合を入れ、枝を払って歩くこと、そうすると熊も私たちの存在がわかるし、鉈の使い方の練習になる」と言った。どうにか我が家の田圃発見?そこから帰ることにした。
   ようやく帰ることになった。無事帰れてよかったねと言った。

これで今日の学習は終らなかった。薪割りをさせた。勿論初めての体験で疲れたようであった。しかし私は同情して甘やかしたくなかった。最後まで量は少なくともやりきらせたかった.

夕食後5歳の近所の子供が花火見てと誘いに来た。家内と塾生も行くようにと伝えた。結構楽しんできたようであった。家内が今日はいい夢見て寝てねと言った。すると塾生いわく毎日、夢のような世界ですと言った。さて残りの1週間ハードルをどう上げるか。