2011.10.17
奇跡の起こるイベント
佐藤賢太郎

里山アート展のオープニングイベントとして、今年も田んぼ夢舞台祭りが開催されました。ところが、今年は雨の予想が80パーセントという、外の石夢舞台ではできそうもない天気予報でした。午前11時からの開演に雨は上がるのだろうか、とても不安でした。

今までイベントの日は奇跡を起こしたように晴れました。昨年も開演直前まで雨、開演時は晴れて終了後に雨という天気でした。しかし、今年はだめかもしれない、誰もがそう感じていました。

それでも、仲間のOさんは「佐藤さんは運が強いから晴れる」といいます。そこで、ギリギリ10時に室内か野外開催かを私が決断することにしました。

午前中は雨が降っていたため、ともかく駅前の豊実会館で行うことにしました。

なんとこの日、うれしいことに大震災の被災地東松島市から大江さんご夫妻がわざわざお出でになったのです。そしてEU・ジャパンフェスト日本委員会の古木修治さんと佐伯さんがお出でになりました。さらに、喜多方市教育委員会から小沢さんがお出でになりましました。

室内で田んぼ祭りを行ったのは初めてでした。午前中は前座でしたが、とても楽しく、面白い雰囲気でした。最後に東松島の大江さんをご紹介しました。「人間関係の絆、それがとても大切」、とおっしゃる大江さんの言葉に打たれた方も多かったようです。私と大江さんをつないでくださったEU・ジャパンフェスト日本委員会の古木修治さんにも登場していただきました。

ピアノ詩吟の終えた後、喜多方市教育委員会の小沢さんもご紹介しました。雨が降らなければ、この方々の紹介はできませんでした。雨が幸いをもたらしました。

何とか午後は石夢舞台のステージで行いたいと、12時30分に野外での開催を決断しました。すると、何と雨が止みました。こんな天気なのに186名の見物客が参加してくださいました。何ということでしょう。やはり奇跡なのでしょうか。天の応援があり、神様が守ってくれた、そう思えてなりません。