2015.03.16
「希望の連鎖」を読んで
佐藤賢太郎 

紘一さんと私との付き合いは、コスモ夢舞台会員になって10年になろうかと思う。その間、「里山アート展」などの助成申請や、私の海外活動の事務書類などを作成していただき、今ではコスモ夢舞台になくてならない存在となっている。そして、コスモ夢舞台を動かす考えを、私の日常生活からくみ取ってくださる力量を「希望の連鎖」から感じました。だからと言って勿論、何もかも私と同じということではない。些細なことは、まあまあとしておける度量もあると思った。 

私の岡崎、名古屋行きの人の繋がりを、大倉山の言葉と繋げているところが興味深く思った。大倉邦彦氏のテープを聞いた紘一さんは、人の繋がり、生き方を料理に例えた大倉さんの話に感じたのであった。なるかどうかは解らないが、良き希望をもつということは大切なことだと思う。希望があればこそ、人は努力してゆくのだと思う。

岡崎、名古屋行きとコスモ夢舞台に関係性を見いだしてくださることを嬉しく思う。岡崎時代のあの日があってこそ、コスモ夢舞台の今日があると言ってもいい。コスモ夢舞台は有名でないのに、豊実に行って見たいという岡崎の方々の声もある。このことは、信頼関係がなくてはつながらない。つまり、材料が良いだけでは美味しい料理にならない事だと思う。 

常識的な判断だけではコスモ夢舞台は成り立たないし、人も動かない。それも十分体験している。一つの言葉で全てを決めつけるような判断は、良好な人間関係を妨げるものだと思うし、コスモ夢舞台が進展してゆくには、やはり信頼関係が大切だと思う。

 コスモ夢舞台の活動は、何も描いていないキャンバスに絵を描くようなものだ。個性、色はそれぞれである。人の一生は限りがあります。その時間内に、仲間と共に一つの夢を描きたいものです。 

追伸

2枚の写真は同じ和彩館室内です。「連鎖の希望」の写真も同じ和彩館です。このように和彩館は変わりました。