2017.03.07
気づき
佐藤賢太郎 

私は日々の生活体験を書いていますが、それを読んだ方から、「よく書きますね、よく動きますね」とそんな言葉が返ってきます。書くということは、私が感じたこと、気づいたことを文章にすることであり、私が生きている証です。そして人を繋ぐことにもなるかと思います。

先日、郡山の大島さんの所に行きました。そのいきさつはホームページに書きました。きっと今年の4月中頃、綺麗な枝垂れ桜が見られるでしょう。大島さんの笑顔が目に浮かびます。

この雪のある超過疎地に夢をもって生きるには、アイデア、実行力が必要です。そして人との共生が大切だと実感します。

 それには「気づき」がなければなりません。彫刻活動をしていると、何を制作するかが最も神経を使うところです。そして何をするにも「気づき」の大切さを思います。その気づきは日常生活の中で磨かれてゆくものだと感じます。行動しながら磨いて行くのです。

「気づきとは、インスピレーション、予感、改心を意味し、大自然の摂理を直観的にキャッチする叡智。天から与えられた啓示である」と学びました。「気づき」のない人とういのは「私は間違っていない、などと我によって心を曇らせている。この我を捨てて素直でなければならない」ともありました。

折に触れ家内は、「あなたは自分の過ちをちっとも反省しない」と心の曇りを厳しく、私に言います。愉快ではありませんが、しかしこれを改めるならば、今より、より「気づき」が良くなるということです。しかし、理解しても実行しなければ何の意味もありません。

ところでこの度、嬉しいことにNPO法人コスモ夢舞台が、新潟県より「平成29年度地域つくり表彰」の推薦を頂きました。これも長年地道な活動の継続があったからだと思います。これも「気づき」がなければ推薦されないでしょう。

願わくは、受賞したいものです。皆さんと共に心から喜びを分かち合いたいものです。

改めて、理屈や愚痴を言う前に、あるものを生かしてゆく「気づき」の大切さを思います。