2018.12.12
ワーホリ交流会
北垣 貴也 
 


先日、阿賀町の観光協会の方にワーキングホリデーの交流会をしていただきました。阿賀町では6つの受け入れ先があり、今回はその中から僕を含め5人の参加者がいました。

交流会では地元の方に縄なえを教わり、なった縄を使い草鞋の編み方を教わりました。縄なえはやることはとてもシンプルなのですが均等になっていくにはコツやテクニックが必要で、地元の方は簡単にやって見せるので熟練の技術に脱帽しました。
草鞋を編むのもやることはシンプルなのですが、これも編みこむ力加減や幅などで完成品の形が大きく変わってきます。

地元の方に手伝っていただきなんとか片足ぶん完成したのですが、機械を使わず稲わらだけで縄が出来てさらにそれが履物になるなんて、先人の知恵はやはり素晴らしいと感じました。

昼食後にワーホリ参加者と観光協会の方とで話す機会があり、参加した経緯や阿賀町の魅力、仕事内容など質問されました。

そのひとつにどうしたら阿賀町を盛り上げられるかという質問がありました。ワーホリのような仕事をいくつもやってきた方、就職が決まり来年の四月からの仕事が始まるまでの期間を使って参加した大学生、転職の合間に参加した方、経歴は様々ですが皆真剣に意見を出し合っていました。

 佐藤さんも阿賀町の豊実を盛り上げようと奮迅されていて、仕事中にも食事中にもどうしたらもっと盛り上がるかをいつも考えておられます。
その熱量は七十歳とは思えず、何でも自分で行動し、盛り上げよう面白い事をしようという考え方はとてもかっこいいと思います。

実際にここに来てまだ二週間ほどですが、枝に雪の積もった木々や、川に反射して映る山々、レトロ感のある電車など、ここでしか見られない景色にいくつも出会いました。
不便の多い場所かもしれませんが自然に囲まれたとても素晴らしいところなので、ここにいるこの一ヶ月で僕なりに、阿賀町を、豊美を一人でも多くの方に知っていただき魅力を伝えられたらなと思います。

百聞は一見に如かず