2009.11.20
「にいがた緑の百年物語」から
佐藤賢太郎

昨年、百年物語緑化推進委員会からの助成によって桃源の小径に紅葉やアジサイを植栽しました。今年も同委員会から助成をいただき紅葉をさらに7本植えることができました。阿賀野川沿いに歩く桃源の小径、春には桜、秋には紅葉を愛でながら散策できる、そんな夢をいだいて努力して植栽をしております。
  それを見られるのは10年、30年、いや40年後かもしれない。それまで私は生きていないだろうが、やがて秋には紅葉が見事に映える桃源の小径を想像するだけで嬉しい。そして今は何もないところが、いつか見事な名所となるであろう。

こうした活動は自ら汗を流してこそ進むものです。体を動かさなければ今日はありません。また看板も特定の方に依頼し、栗の木に素晴らしい文字で書いて頂きました。こうした看板で統一してゆこうと思います。

さて、この桃源の小径をフォーシーズンいつでも歩けるようにしたい、そう願って町の助成制度を活用しようと防草シート(絨毯のようなもの)を張る申請をした。審査委員会(副町長や各課長がメンバー)では、佐藤さんの活動には誰も反対はしない、いいことだと皆さん賛成していると言うが、シートを張るのは一過性ではないかということになって却下されたようです。

委員会の皆さんは「コスモ夢舞台は何を目指しているのか、何処に落ち着こうとしているのかよく解からない。その絵を、例えばコンサルタント会社に作っていただき書類の提示をしていただけたら誰にもわかりやすいし、手伝いやすい」ということらしい。

私は予算がないなら今できる範囲で夢の実現をすればいいと思っている。本当に私の目指すところを応援していただけるなら、コスモ夢舞台の目指すところを提言して、町全体として協力をしていただくに越したことはありません。

コスモ夢舞台の目的を必要に応じて公表するときがやってきたのかとも思う。はたしてどんな反応があるのだろうか。過分な期待をしているわけではないが、準備は既にできています。事務的な書類作成はこれからです。コンサルタント会社に安易に依頼するのではなく、私の提案を仲間と地元の人々と共に、あくまでも手づくりで書類作りをしていきたいと考えている。

幸いなことに、12月の初旬に集落の方に説明する機会をいただきました。どうやら、コスモ夢舞台も変化のときがやってきたようです。