2006.07.08
さながら門前町の様相?

今日は、7月8日、即身仏で有名な菱潟・全海法師の縁日御開帳日である。また、今日と明日、地元JAの総合展示即売会が開催されるということで、和彩館もその流れを受けて朝から大忙しだ。
まず、阿賀の路歴史勉強会?の方々27名がふくろう会館&アートギャラリーにお見えになった。ご案内役は、ギリシャ帰りの作家・佐藤さん自身と久美子さんである。
作品のネコが可愛いといって写真を撮る人など様々であったようだが、団体様一行は概して、次のスケジュールに追われて慌ただしい。歴史を学ぶ人たちなら、ふくろう会館よりむしろ縄文館の方がよかったのではないかとは作家の弁である。

JAの方は、いつも田んぼでお世話になっているえーべのMさん経由で40個(2日間)の弁当の注文を受けた。
コスモ夢舞台の維持・運営のためには、何でもやるしかない。また、以前にもお話があったが、前日では出来ないとお断りした経緯があるので、今度は断るわけにはいかなかった。

11月、恒例のコスモ夢舞台での弁当しか実績のない和彩館スタッフ(3名)に少し緊張感が漂った。
単価600円とはいえ冷凍食品等の既製品は使わず、一切が手作りというところが、コスモ夢舞台の「3つの心」のひとつ「本物と向きあう」をしっかりと押さえている。

最後のお客様は、湯沢町からお見えになったお酒と競馬大好きで陽気なKさん(男性)と写真が趣味で大阪・堺市からのTさん(女性)。最初はご夫婦かと思ったが、たまたま豊実駅で一緒になっただけというご縁だそうだ。

即身仏を参拝するだけが目的でJRで来たられたとのこと。待ち時間が長いので、暇つぶしのために寄ったが、こんなすばらしいところがあるとは知らなかったとおっしゃる。
和彩館・縄文館・滔滔亭・ふくろう会館をご覧になり、建物と内容それぞれに感動していただいた。

特に、Tさんは写真を撮られるだけに水中花火の話をしたら、もう少し近かったらと残念がられた。時間を持て余すどころか、全然足りずに、「はまりそう・来年もくるかも・一日では観きれない」等の言葉を残して、急ぎ電車に乗り込まれた。(K.M)