2019.07.24
トタン貼り、その他
伊藤紘也

 午前中、以前、空き家の壁から剥がしたトタンを屋根の上に打ち付ける作業を行いました。冬場に除雪作業をしなくていいように、雪を滑らすためです。屋根の上はとても暑く、疲れやすく、慣れない作業にとても苦労しました。今後の人生で、何度屋根の上で作業する機会があるか分かりませんが、良い経験になりました。

 午後には、佐藤賢太郎さんの25年間の活動をまとめたDVDを、観光協会や協力隊、移住者の方と共に見させて頂きました。自分が住まわせて頂いている家や、仕事場や田んぼが、多くの人々の協力があって整備されてきた歴史を知りました。また、そういった活動を25年間続けるという事は、想像以上に大変な事だと実感しました。

 その後、なぜ和彩館に人が集まるのかという話を皆さんとしました。観光協会の方が佐藤さんご夫婦の人の魅力に惹かれて集まってくるとおっしゃっていましたが、私はその通りだと思いました。近年、バックパッカーなど一人で旅行をする人々が増えています。彼らは、ただ有名な観光地を巡りたいのではなく、現地の人々や他の旅人との交流を求めているように感じます。そういった旅人に和彩館はピッタリです。私自身も和彩館に来てから、佐藤さん夫婦を始め、多くの方と触れ合いました。初めて訪れる土地で初めて会う人々と交流することで、自分の人生が豊かになっていくのではないかと私は考えます。