2019.1.22
お世話する一日
佐藤賢太郎

なぜ、外国人のカセン(火仙)が移住したいのか?」 火仙は将来、阿賀町で有名人になるでしょう。私はこれほど気の合う人がいるのかと思うほどです。

  しかし、外国人が観光以外で入国することの難しさを味わっています。手続きをするために、私は市役所、入管、免許センター、役場へ行き、コメリ―で火仙というハンコを注文する。そんな私の尽力を火仙は知っている。ところで、入国管理局は空港にあるので新潟空港に行った。食事をするために歩いていると新潟空港で知らない人に声をかけられた。私は思い出せなかったが、しばらくすると世話人の日本人に出会った。そこで、あの時の中国人のことを思い出した。和彩館で私がお話しをしたあの時の方だった。

 話しをもどすと、火仙は私の英語の通訳者で、秘書でもあり、家内のヘルパーであり、ボデーガードでもあります。火仙に出会ってパワーをもらい、パソコンができて、言葉もよく解らないのに冗談も通じる。まじめ一本では面白くないというようなことを車中で言い合うのである。これも楽しく学ぶ、日本語の勉強である。
 これほど気が合う人がいるのかと思いますが、もし彼が女性だとしたら、こう順調に行かないかもしれない。私は「あなたが女性でなくてよかった」と言うと、カセンは大笑いした。

 
 百聞は一見に如かず