2019.01.30

創造の楽しさ

佐藤賢太郎


 カセンは1月28日土壇場で、ようやく新潟入国管理局に行くことに同意した。問題は言葉の壁にあった。しかしその疑問もとけた。
一時はカセンがカナダに帰国することになったかもしれませんでした。それならそれで仕方ありません。それを怖がっていたら新しい挑戦は何もできません。

 ところで新潟に行くのは入国管理局だけではありませんでした。日本の車の免許証に変更することもありました。さて今日もドラマが始まりました。

 免許証変更をするJAFの場所がわからないので、新潟県庁で聴こうと思いました。そして県庁を見学しようと思った。そこを選んだのも「スコップボランティア」の窓口になっている、25歳の若い女性に会うためです。どこにJAFがあるのか聞くために、県庁の雪対策室に行きました。それはきっとカセンも喜ぶであろうと思ったからです。

 その部屋に入ると佐藤希さんがいました。若い課長も対応して下さいました。その方は総務省からの派遣と知りました。そして何と副知事がスコップ隊に参加することを知りました。面白くなりました。

 スコップの窓口を受けることは楽でありませんが、今年はこんなことにもなりました。目先の打算を考えていたらならば、こんなことにはなりません。そしてなんと彼女は目的のところまで案内してくださいました。きっと上司の指示であったと思いますが、カセンは感激しました。目的地に着くと免許の翻訳に1時間はかかると言いますので、車中で私たちは妻の作ってくれた、おむすびを食べました。それでも時間があるので海に行きました。これも観光です。「あちらの方ほ佐渡、石川先生の生まれ故郷です。日本海の荒海が特徴です。」と案内しました。カセンはそれを見て感激しました。これも観光です。

 次に本命の入国管理局につきました。私がカセンに代わって
申請書に日本語で書きました。

 さらになぜカセンを役場が雇うのかを阿賀町役場が書いてくださいました。
帰り道、私は「こういう時は、ありがとうと作成してくれた方にお礼を言うものです」
とカセンに話しました。そしれを行動で教えました。









 
 百聞は一見に如かず