2009.09.03
県知事訪問前後

泉田新潟県知事への表敬訪問が私たちの活動をPRする良い機会になったことには感謝しています。しかし本命は「日本に向けられたヨーロッパ人の眼・ジャパントゥディ」の写真展開催について、ご協力をお願いすることであった。

県にも理解して開催をしたいということで、開催会場をどこにするか県と折衝する中でなかなか進まないところが出てきました。おそらく澤野県議会議員がいてくださらなかったら、全然相手にもされなかったかもしれない。

県としては規約のようなものがあって、開催主催者が誰であるか、ここに大きなウエイトがあったようだ。こうしたことにはなんの拘りもない私ですが、コスモ夢舞台では知名度や実績が低いということで、県としては全面的にEU・ジャパンフェスト日本委員会でなければならないということらしい。
   そんなやり取りの中で、澤野議員は「コスモ夢舞台に実態がないとは何だ。地域活性化といいながら、何をあんたたちは見ているのだ。コスモ夢舞台のやっていることこそが実績ではないか」と熱くなって語ってくれました。

実績のある実態とは何なのだろう、大きな規模でイベントを開催することができる組織や団体だけが実態なのだろうか。むしろ私たちのように、小さいながら地に足をつけて何とか夢を実現しようと過疎の中で頑張っているところも実践でないだろうかと思う。
   でも規模が小さいのをあげると、俺も俺もと際限なくなってしまうので前例や規定によって支援名義を使うことが難しいようです。
   もちろんコスモ夢舞台はいい加減ではありません、高い理想と理念があります。肩書きだけの学者や著名人がいる組織ではないが、地域と都会の人びとを中心に実行委員会が運営する行動力のある団体です。

だからこそEU・ジャパンフェスト日本委員会がコスモ夢舞台を認め、外国人を含めいろいろな方を次々と紹介してくださっています。そしてこのようなものが本物でないかと大小にかかわらず、コスモ夢舞台のような存在を評価し、期待してくれることにあると思う。

ともあれ開催までは、これからひと山もふた山も苦労が予想されるが、今回、知事に直接お会いして率直な意見交換ができたことで、内にも外にも伝えるよい機会になった。こうしたコスモ夢舞台の実務面でいつも前面に立たざるを得ないからこそ、仲間にも、外にも鮮明になってきたことがある。それを仲間と確認したい。(佐藤賢太郎)